私たち司法書士は相続を十八番として、日々執務にあたっています。
不動産や現預金の相続のご相談については即答できますが、今般のデジタル時代の中でデータ化された資産(ビットコインとかウェブマネーやFX)や個人情報等の相続について、果たして明確な答えをご提供できるものでしょうか?
ということで、そんな懸念から今回、『デジタル遺品』の著者である古田雄介先生をお招きし、デジタル遺品に関する研修会を企画・開催いたしました。
同日開催の定時総会にて岩田豪副会長が新会長に就任しましたが、岩田新会長イチオシの研修会であります。
個人的に気になった・今後注意したいお話は、だいたい3つ。
- データ復旧サービスの利用は、20万円~50万円と意外にお金がかかること。
- 一身専属的なデータサービスが多い中、仮想通貨等の相続税が発生してしまう資産もあり得ること。
- LINEアカウントを紐付けている携帯電話をうっかり解約してしまうと、図らずも数年後に乗っ取り現象が発生してしまうこと、です。
相続時のコストの見通しや情報漏洩に配慮したアドバイスが必要になってくるのかなと解釈しました。
古田先生のお話によれば、本人の生前の情報整理が大事だということで、終活関連の話をするときにデジタル遺品に関する話題も少し混ぜておくと付加価値が上がりますね!
細かい話については、研修会当日に書籍販売もしましたので、そちらに譲ることにします(ステマ)。
さて、今回の定時総会で3期連続会長の赤木智江会長が退任されました。赤木会長の事業テーマが『脱却』でしたので、この点は見事に達成ということでしょうか。大変おつかれさまでした。ありがとうございました
そして、岩田新会長の事業テーマは『生きづらさを共有する』です。何となく鬱々としたイメージ←が沸いてきますが、とても楽しみでもあります。
次回は、3月31日(日)にお花見がありますので、まだ申し込んでない方は是非よろしくお願いいたします
( *・ω・)*_ _))ペコリン
(近藤)