岡山県青年司法書士協議会のブログ

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「事務所形態を考える」ゼミナール

平成29年9月27日(水)、岡山県司法書士会館において、「事務所形態を考える」をテーマとしたゼミナールを開催いたしました。

司法書士として活動するにあたり、個人事務所、勤務司法書士、合同事務所、法人事務所等さまざまな事務所形態があります。その中で自分にどの事務所形態が向いているのか、他の司法書士はそれぞれの事務所形態をどのような意図で選んでいるのか。聴きたいけれど少し聴きづらいそんな疑問を議論してみたい。他の事務所の形態と比較することで、自分自身の目指す方向や将来像を模索する助けとなるかもしれない。そんな想いから本ゼミナールを企画しました。

ゼミナールはパネルディスカッション形式とし、パネリストには、法人事務所代表社員、合同事務所代表をはじめ、個人事務所を承継した司法書士や元法人事務所使用人司法書士を迎え、コーディネーターが各パネリストに事務所形態に関する質問をし、順次回答してもらう形で進めました。

内容としては、その事務所形態を選んだ経緯に始まり、個人事務所と団体の事務所(法人事務所、合同事務所)のメリット・デメリット、手続き上・税務上の違い、事務所承継の手続きや注意点、前に勤務していた事務所やその顧客との付き合い方、今後の展望、さらには、パートナーや補助者、給与の決め方に至るまで、普段聴くことができない突っ込んだ内容まで聴くことができました。

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パネルディスカッション形式ということで、会場の雰囲気も和やかで、司法書士業界の現場の声を生で聴くことができ、聴く側にも臨場感のあるものを感じていただけたと思います。

司法書士の業界にもAIの導入が叫ばれている現在、今後どのように事務所を展開していくべきか?今のままの事務所形態でよいのか?
そんなことを改めて自分自身に問う機会をいただけた、そんなゼミナールでした。