長島愛生園訪問
ハンセン病療養所の国立療養所長島愛生園を訪問しました。
当日は、天気予報では雨、厳しい寒さも予想されましたが
私たちが園に到着すると、みるみるうちに天気は回復し
2月とは思えない暖かさになりました。
私達は青年会会員のNさんから詳しい説明を受けた後、
歴史館、収容桟橋等を見学し、最後に献花をさせていただきました。
こんなに美しく平和そうに見える島で何故・・・
この地に送られた人たちは、名前を変えさせられ
ふるさとへの帰郷は許されませんでした。
ハンセン病という理由だけで、この地でひたすら死を待つ生活を
強いられてきたのです。
昭和20年頃特効薬ができ、完全に治癒させることができるように
なったにも関わらず、隔離政策は平成8年の「らい予防法」廃止
まで続きました。
このような人権侵害がこんな身近なところで行われてきたこと、
法に携わる者として、胸に強く刻んでおかなければならないと
思いました。